「令和6年能登半島地震」被災地支援ボランティアバス事業実施報告 【ボラサボ助成事業】
赤い羽根「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」(ボラサポ)の助成金をいただき、令和6年能登半島地震」被災地支援ボランティアバス事業実施を実施しました。
近江八幡市社会福祉協議会では、令和6年1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」で被災された方の気持ちに寄り添い、一日も早い復興をめざして、また、活動を通じて災害や防災に対する意識づけや近江八幡市における災害ボランティアセンターの体制づくりに活かしていくため、令和6年6月11日(火)~12日(水)、災害ボランティアバスを運行しました。
活動に参加するボランティアを呼びかけ、一般ボランティア9名、市社協職員9名で、石川県七尾市災害ボランティアセンターに登録しグループになって、被災された家や自治会館などに訪問し、使えなくなった家具など(災害廃棄物)を運び出し、廃棄物処理所に運び出すなどの作業を行いました。
活動中に、不安な思いを話されている被災者の話に耳を傾け、「遠くから駆けつけてくださり嬉しいです。」と言っていただき、不安な気持ちに寄り添えるボランティア活動の必要性を再認識しました。能登半島地震の復興に向けて、今後もできることに取り組んでいきたいと考えています。多くの一般ボランティアの皆様と、職員で現地の活動に参加できたこの経験を活かし、日々の地域福祉活動や災害ボランティアセンターの体制づくりに取り組みたいです。
この活動は、赤い羽根「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」(ボラサポ)の助成金により、実施することができました。ありがとうございました。
災害ボランティアセンターの体制づくり
災害時にも活きる取り組みを普段から
2016-03-30
災害ボランティアセンター運営サポーター養成研修を開催しました。
講師は、ご自身も阪神・淡路大震災で被災され、現在は災害ボランティアの活動支援を行う、NPO法人さくらネットの石井布紀子さんにご講演いただきました。
市社協が開設する災害ボランティアセンターは、災害ボランティアの調整、支援物資の供給、被災状況の把握など、災害時に人・もの・情報が集まる拠点となります。石井さんは、「災害ボラセンが機能するためには、地域で様々なつなぎ役(コーディネーター)を行う地元住民の方の協力がとても重要です。」とお話されました。
研修では、自分の地域はどんな災害が起こると恐いか、災害ボラセンの適切な設置場所はどこかなどを話し合い、災害ボラセンの運営について住民の皆さんと協働で考えるきっかけとなりました。
石井さんの「『地域とつながり支えてもらって生きよう』、『今の自分にもできることがある』、と感じられるような地域づくりを」という言葉から、普段からの取り組みを積み重ねていくことの大切さを改めて感じることのできる研修となりました。
災害支援ボランティア活動
市内外で、災害ボランティアが必要な場合、災害講座の受講者や、ボランティア登録者に案内し、災害ボランティア活動に出向いています。