平成29年9月2日(土)
野洲養護学校の一室を借りての活動の様子を取材させていただきました。
主に身体障がいや知的障がいをもつ子どもさんのリハビリ活動を中心としたグループです。年齢は小学生から作業所通所のかたまで幅広いです。
ボランティアは保護者の方以外にも、学校の先生を目指しておられる方や、県内の養護学校の先生、作業所の職員さんも参加されています。
身体障がいや知的障がいをもつ子どもさんのリハビリは、幼稚園を卒業すると医療機関も満杯でなかなか受け入れが難しい状況があります。かいつぶりの会さんは、専門職の方の指導の下に継続してリハビリできる場づくりに取り組んでこられました。また、親同士の情報交換、特に学校の進路のことなど情報交換もさかんです。
「ふだんは本人の好きな姿勢しかとらない。親が促すと怒るし、リハビリが嫌いな子が多いため、こういった場を利用して体をほぐしています」という保護者のかたの声を聞かせていただきました。
1時間リハビリして、休憩・おやつの後また1時間リハビリ。活動は午前中で終了です。
1人ひとりの生活状況に沿ったリハビリ方法を話し合い、お互いに声をかけ合って仲間どうしでリハビリに取り組む姿が印象的でした。リハビリをうけた子どもさんの表情もスッキリした様子でした。
活動の様子を見学させていただき、ありがとうございました。